受講者の声

私は大学2年の時に、知人の紹介で佐々木先生に出会い今でもレッスンを受講しています。 きっかけは、大学のレッスンでの悩みが一つの要因でした。特に感覚的な説明の理解に悩んでいました。例えば、「額からビームを出すように」と言われて、その時はできても、自宅でその声を再現することは難しいのです。なぜなら、日によって私自身の受け止め方が変わっていくからです。 しかし佐々木先生のレッスンでは、受講者の特性によって説明の仕方を変えて下さいます。感覚的な指導が苦手であった私に対しては、理論的な説明(身体の使い方や発音だけでなく音楽表現についても)を中心に、時には感覚的な説明も行い、私なりにレッスンの理解を深めることができました。結果、レッスンで得た声を習得でき、発声技術の向上に繋がったと感じています。 まだまだ若輩者ですが、引き続きよろしくお願いいたします。

27歳 男性 N. M.
教育大学音楽専修修了


発声の感覚的なことを、もっと具体的に明確にしたいと思い、ピアニストの勧めもあってレッスンを受けるようになりました。 実際、洋平先生のレッスンは、発声の仕組みをわかりやすく教えてくださいます。 レッスンの中で、私の感覚をお伝えすると、一つ一つどういうことが起こってそうなるのかを説明してくださるので、納得することができ、次へのステップへと行くことができます。 二人三脚でレッスンしていただいてるおかげで、だんだんと機能的なこととイメージが上手く繋がりってきました。 発声のバランスが崩れてしまうと、どうしていいのかわからなくなり、マインドまで落ち込みがちでしたが、今は修正することも早くできるようになり、先生にお助けいただきながら楽しく歌に向き合っています。

48歳 女性 M. H.
音楽大学声楽科卒業


オペラのアリアを歌いたくて、40年以上も声楽の練習に励んできましたが、60歳を越えても、G以上が出せず、諦めかかっていたころに、佐々木先生と出会いました。
「願いを叶えてあげよう」との一言をいただいて、迷わずレッスンを受け始めました。それから7年。レッスンは月に1,2回。コロナ禍のために2年前からはもっぱらオンラインとなりましたが、歩みは遅いものの、目標に向かって前進できていることを実感しています。以前は出なかったGが曲の中で使えるようになり、Asも出るようになりました。声質も倍音の成分が増えて、テノールらしさが加わりました。オペラのアリアも曲によっては歌えるようになりました。
レッスンは、楽しく充実していて、指摘される点は納得できることばかりです。私の発声を再現され、発声時の私の身体感覚を言い当てられるので、何が悪いのかがすぐに分かります。解剖学的な知見や周波数分布の実測に基づいた科学的な説明も明快です。毎回、具体的な練習方法を示してくださるのもたいへん有益です。
伴奏合わせのレッスンでは、歌だけではなく伴奏の細部に至るまで、徹底した指導が受けられ、目から鱗が落ちることの連続です。私にとっては、音楽作りの喜びと醍醐味が味わえる至福の時間です。
夢の実現に向けて、これからも佐々木先生のご指導を受け続けたいと考えています。

70歳 男性 K. O.
大学特任教授